自家発電設備の擬似負荷装置による負荷試験
消防用設備等の自家発電設備
平成30年6月より、自家発電設備の点検項目のひとつである負荷運転に内部観察等が加わりました。
また、負荷運転又は内部観察等の点検周期が年1回から6年に1回に延長されました。
※運転性能の維持に係る予防的保全策が講じられている場合のみ
予防的保全策
①予熱栓、点火栓、冷却水ヒーター、潤滑油プライミングポンプがそれぞれ設けられている場合は、1年毎に確認が必要です。
②潤滑油、冷却水、燃料フィルター、潤滑油フィルター、ファン駆動用Vベルト、冷却水用等のゴムホース、パーツごとに用いられるシール材、始動用の蓄電池等についてはメーカーが指定する推奨交換年内に交換が必要です。
点検項目のひとつである負荷運転は、商用電源を停電させなければ、実負荷をかけることが出来ないなど実施が困難な場合がありました。弊社では、商用電源を停電させて行う、実負荷運転ではなく、擬似負荷装置を用いて商用電源を活かしたまま、負荷運転をできるようになりました。